当院は五井駅の近隣に位置した一般病床に加え回復期、療養病棟を備えた地域密着型の病院です。二次救急を受けるなど、急性期を主体とし、総合病院や大学病院との病病連携から、クリニックや診療所などの、病診連携を重点としています。
急性期治療を終えた患者さんが慣れ親しんだ「自宅」へ帰りたいという気持ちを尊重し、多種職と連携し、包括的な医療を提供していきます。
また家庭環境や、経済的、住宅面での問題で自宅退院が困難な方もいらっしゃいます。そのような方の方向性の自己決定を支援していけたらと考えています。
私たちは一人ひとりの患者さんの人権を尊重し、心の通う温かい看護を提供します。
令和6年度看護部目標
1.患者・家族が安心できる看護サービスの提供
①個人がキャリアビジョンを描き、看護実践能力の向上を目指す
②患者・家族・スタッフ間の接遇の向上
③院内感染対策の徹底
2.働きやすい職場環境作り
①ワークライフバランスを意識した職場
②子育て支援
③多職種との連携
④思いやりのある職場
■外来
五井駅の近隣に位置した当院は、市原市全域より患者さんが来院します。市原市の二次救急当番日には24時間体制で救急車の受け入れを行っています。
内視鏡検査(胃、大腸)も行っています。
■手術室
腹部、胸部全般の手術に加えて、腹腔鏡(胃、大腸、胆嚢、鼡径ヘルニア)胸腔鏡(自然気胸、肺がん)などの内視鏡下手術、下肢静脈瘤、内シャント造設(透析)など、日帰り手術も行っています。
■4A病棟 一般病棟 56床 (10 : 1)
二次救急や外来より重点的かつ集中的に、入院治療を必要とする患者さんの受け入れをしています。
入院したその日より退院を見据え、急性期治療を終了した後の方向性を、多種職と連携を図り患者さん、ご家族が自己決定できるように支援していきます。
・HCU 6床
・差額個室 3つ(2床部屋)
・外科、内科、脳外科、整形外科、形成外科
■3E病棟 一般病棟 46床 (10 : 1)
整形外科、消化器外科を中心に、周術期看護を行っています。また周辺の急性期病院からの転院も受け入れています。
また透析をしている患者さん、在宅からの緊急時入院も受け入れています。
・個室2床(特室を含む)
■4D病棟 回復期病棟 50床 (13 : 1)
急性期の治療を終えた後、できるだけ早く日常生活動作の改善を目的として集中的にリハビリを行う病棟です。
脳血管疾患や大腿骨骨折、外科手術や肺炎後の廃用症候群など、対象疾患により入院期間も決められています。医師をはじめ、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、栄養士、医療ソーシャルワーカーなどがチームとなり患者さんにあったリハビリメニューを作成、実践しています。
患者さんの状態や、家庭環境を踏まえ患者さん、ご家族、ケアマネージャー等を含めたカンファレンスを行い早期の社会復帰を目指していきます。
・市原看護専門学校の学生の実習を受け入れています。(老年看護学)
■3C病棟 一般病棟 24床 (10 : 1)
主に整形の周術期患者の受け入れをしていきます。
■3B病棟 回復期病棟 34床 (13 : 1)
急性期治療を終え、リハビリを行う病棟です。
自宅退院、施設入所のため、リハビリスタッフが毎日リハビリを行います。
・34床
・個室(1床部屋)1つ
・整形の術後、廃用症候群中心
■透析室
人口血液透析(HD)を中心とした腎センターがあります。入院透析、外来透析を柔軟に受け入れています。
また新しく透析を導入する患者さんへのサポート、退院支援を行っています。
・テレビを見ながら透析を受けられます。
・食生活についてのサポートを行っています。
・当院の系列病院の八幡クリニック、ホームケアクリニックとの連携
<看護部の教育方針>
看護部の理念に基づき看護師一人一人が自己研鑽に励み患者のニーズに答えられる
専門知識、技術を習得し心の通う温かい看護が提供できる人材の育成を図る
<教育目標>
① 科学的根拠に基づいた看護ができる
② 病院組織の一員として立場と役割を認識し、責任ある行動をとることができる
③ 患者・家族や他種職との連携を図り、より良い人間関係を築くことができる
④ 自己の心の成長をはかり仕事への満足感を得ることができる
<新人教育>
・新人研修プログラムによる院内研修
・千葉県看護協会の新人研修への参加
・各病棟でのプリセプターによる教育
<現任教育>
・令和4年度よりナーシングサポートの導入。各自、年間計画をたて講義の視聴を行っていきます
・千葉県看護協会の研修への参加
・その他院外研修への積極的参加
<中途採用・育児休養復帰者、適応応援>
・中途採用者チェックリスト、入職後フォロー体制あり
・多様な勤務形態があり、(日勤常勤、日勤夜勤、時短勤務、パート、夜勤専従)
自分のライフスタイルに合った働き方ができます。
・急性期、回復期の看護を学べます。
・小さい子を持つ子育て中の看護師が多く「子育て支援」をしています。院内託児所を併設しています。
当院の職員の背景(令和3年8月現在)